2017年6月28日水曜日

スイス雑感

1.トイレがウオシュレットでない。

  古いものや昔からの習慣、文化を大切に引き継いで行こうとしてるように見えるスイスの人たち。一方で地域で昔から引き継いできたいろんなものが消えてなくなっていく日本。日本人としてこれでいいのか考えさせられる。
 しかしながら、スイスに限らずヨーロッパのトイレにウオシュレットがないのはいただけない。走っていて気持ちがあまり良くない。仕方がないので、私の場合スイスに限らずトイレに行った後はシャワーでお尻を必ずきれいにするようにした。

2.トイレが公共の場所にない。

  これも困ったものである。公共の空間には日本の場合必ずトイレがある。スイスに限らずヨーロッパにはこれが少ない。鍵をかけて使えないようにしてあったりする。空港はまあ大丈夫だが駅が問題。年を取るとトイレが近くなるものだがスイス人はどこで用を足しているのだろうか。
一旦田舎に行ってしまえば人がいないところですればいいだけなので全く問題ないんだけど。

3.食事がまずい

  私だけかもしれないがチーズ系がまるっきりおいしくない。おそらく大部分の日本人の口には合わないと思う。スイスにはうまいものは全くないといっていいだろう。←かなり過激な言い方だが。 70歳に近い私にはやはり味噌、醤油、鰹節と昆布だしが一番。
今回はたまのレストランでの昼食は無難にWURSTとビール。
定番の夕食メニューはMIGROSかCOOPといったスーパーで購入したビールとワイン。つまみにサラミ、ハム、イワシ、シーチキンの缶詰、生サーモン、カット野菜に果物。

大体がスーパーの品ぞろえが貧弱。特に生鮮食料品が少ない。日本では毎日のようにスーパーに行き新鮮な食材を手に入れてくる人が多い。こちらは生鮮品が少ないので毎日行く必要なくまとめ買いが多いように感じる。食事もその分メニューも少なく質素なのではないか?



4.コンビニ、自販機、小さなお店がない。

ちょっとした買い物ができないのだ。
水も買えやしない。
レストランでビールを飲む、水を買って飲む、これはできるんだけど。


5.休日はスーパーなどが閉店

スイスに限った事ではないが日曜日はもちろん土曜日も早く閉まってしまう。
WEEKDAYでさえ7時過ぎには閉まってしまうようだ。
超便利な日本あるいは東アジアといってもいいかもしれないが、から見ると価値観が違うと思う。
これってよく考えてみると意外と示唆に富むことだと思う。
日本はサービス過剰と言われるほど便利さを享受しているが、一方でサービス業など非製造業は生産性が低いと言われている。低賃金で長時間労働。サービスを維持していくのに人が足らない日本。一方ほどほどのところでみんな我慢するヨーロッパ社会。たまにチューリッヒ駅の中のスーパーに行ったら日曜にも夜開店していて人が大勢いる。不思議なのはニーズはあるのに出し抜いて儲けようとする人がいないことだ。中国とか日本だったら日曜にも必ず店を出し営業する人がいるだろう。
キリスト教社会の価値観なのか知らないけど一本筋が入っていると感じた。

6.物価が高い

高い。1.5倍から2倍
給料はかなりの額もらっっているのだろう。
 

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