2017年6月30日金曜日

6月14日 OberwaldからGrindelwaid


走行ルート(黒線は自転車ルート、赤線は電車移動)



 きょうのルート1番は、レマン湖に入りフランス南部を通り地中海にそそぐローヌ川に大枠沿って作られたルート、というよりもローヌ川のつくる谷沿いのルートで6月10日にすでに走ったルートである。
  とても気に入ったのでもう一回OberwaldからVispまで走ることとした。前回はアレッチ氷河を見るため途中でFieschに下ってしまったからである。

スイス自転車道 ルート1


OberwaldとObergoms2つの呼称があるのか。スイスの国語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語(レート・ロマンシュ語)という4つの言語だそうだ。 朝は小雨でかっぱを着る。

牧草地帯を走る。



そのうち雨もやみ本当にさわやか







小さな飛行場



15kmくらい走ったところで雨も上がり晴れてきたのでサングラスを確認するとないではないか
落としてしまったらしい。ホテルまで引き返し捜したが見当たらなかった。このサングラス自体の値段は千数百円だけど近視用の眼鏡のレンズ部分だけをはめ込んだ手製のもので、同じものはできない貴重品だった。
結局、引き返した地点に近いところまでOberwaidから電車に乗り戻った。







快適だ


ビールとサラダで昼食


谷がだんだん深くなり谷側と向こう の斜面がきれいに望めるようになってきた。前回はここの集落から向こう岸に谷を下った。


きょうはルート通り直進するが、この先は登りとなる。


距離があるので、大した登りには感じなかった。



下りはじめは急でこんな崩れたところも出てきた。









そのうちに穏やかな味わいのある道となってきた。












斜面の水を集めて流れる小川、牧草地に咲くいろんな色の花。ティンカウベルの音、草をはむ牛、
点在する農家と古い納屋、キリストの小さな祠、集落の小さな教会、山から引いた水場、ローヌ川を挟んだ谷の向こうのこちら側と線対称の美しい景色
OberwaldからVispまでの1番ルートは実にいいルートだった。



ずっと山腹をトラバースしてきたわけだけど、谷はいつの間にか相当深くなってきていた。
急こう配の下りを下りてVisp発17:58の電車に間に合うように急ぐ。


17:35Visp駅に到着  電車は自転車の先客でハンガーは満杯状態、今日はWEEKDAYなのに。Spiez、Interlakenと電車を乗り換えて、19:38グルンデルワルトに到着
きょうの宿泊は来てみるとホテルでなくいわゆる民泊の模様、一般の民家でどの家なのか、どこが入口なのか、しばらく迷う。ベルを押すと小さな子供と奥さんが出てきた。



 このお宅裏庭の景色が抜群、そこの庭を独り占めして使っていいという。
スーパーがもう閉まってしまったので、この家からビール小瓶2本調達、駅まで自転車で走りピザをTAKEOUTする。赤ワイン小瓶1本もピザ屋で調達。家の人からインスタントヌードル差し入れがあった。
ピザ屋で出来上がりを待つ愛車

本日の走行距離76km


結局スイスの氷河急行コースを普通電車と自転車でほぼ走ったことになる。場所によっては自転車で2回だ。今までで一番の珠玉のサイクリングコースだった。

 
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